2023/06/11

サーバ経由のリモコンで操作する

 Windowsタブレット + Bluetooth リモコンの Kodiは、特に困ることもなく、慣れつつあったが、ケーブルに足を引っ掛けて画面にヒビを入れてしまった。結構重量もあってバッテリー燃費もよくはない。それなら、軽くて、壊しても泣かない Android のタブレットを使えばいいじゃない。

 今まで使ってこなかったのは、やはり、タッチ操作だけってのは使い勝手が悪いから。市販されている Bluetooth リモコンは、試すまでもなく、ボタン数が足りないし、マウスっぽく操作するタイプは使いづらい。Bluetooth リモコンを自作するしかないのか、と思っていたが。


 発想の転換、気づいてしまった。

 Android に直接、リモコンを接続する必要はない。リモコン&レシーバを動作させるのは、動画ソースのあるファイルサーバでいい。

 そもそも、USBレシーバと、Kodi 間の rmx という自作ソフトがやっていたのは、TCP/IPのソケット通信。今までは、レシーバと kodi が同一PC内で完結していたが、別の PC だろうと、ルータ越しのワイヤレス接続された端末でも問題ない。スマホをリモコン代わりにするアプリがあったが、それの逆パターン。



 問題は、そのプログラムを、Linux サーバで動かさないといけないこと。とりあえず、四苦八苦しながらも、それっぽいものは作れたが、しばらくは、テスト。

2023/06/10

HTPC なんていらない、必要なのはファイルサーバだ!

 切っ掛けは、電気代高騰。無駄に電気代高そうなプロジェクタを毎日動かすのはよろしくない、というわけで、Windowsタブレットで動画を観るようになった。

 HTPCだったものから、グラボを外し、TDP25Wの CPU に交換し、OS を Linux に入れ替え、省電力?ファイルサーバとする。現時点では、ファイル共有さえできればいい。Linux なんぞ頭のおかしい奴しか使わない、って言ってる僕でも、Windowsのファイルサーバはありえない。

 HDD は、8TBx3体制。バックアップx3は手動。RAIDなんぞ不要。NTFS で、交換ベイタイプなので、6台のHDD毎にマウント先を、正しく振り分ける必要がある。

 キーボードもマウスも無しで、USBの無線レシーバのみ。リモコンでの電源操作のためと、後述するネット内の端末のコントロールに使う。サーバ上の作業は、telnet か、VNCのリモートで行う。RDP じゃないのは、作業PCが、Win10日本語の英語キーボードなんだが、これが RDP + リモートデスクトップ接続 だと強制的に、日本語キーボードとして入力されてしまう、なんで?


追記 2023-06-11
 Windows10 を英語でインストールした PC で試してみたら、RDP でも英語キーボードで正しく入力できた。別に日本でも英語キーボードを使っている人は、珍しくないはずなんだがねぇ。

2023/06/09

FPC-USB-HID ライブラリ

 Jedi JVCL library の、TJvHidDeviceController(USBデバイス制御)を、Linux の Free Pascal(Lazarus)で使えるようにしたライブラリをみつけた。本来、ハードウェア絡みのプログラムは、OS毎の違いがあって、手も足も出ない。ライブラリで違いを吸収してくれれば、Linux の中身など知らない僕でも大丈夫。

 そういうわけで、今までプログラム環境の都合上、Windows でしか動かせなかったものが、Linux OS上でも可能になる・・・、かもしれない。



 もはや、ライフワークになりつつある自作の無線リモコンシステムを、LibreELEC(中身は Linux)で動かすテスト中。Linux のバイナリ互換性ってどうなってるんだろう。ディストリビューションの違う他のPCでコンパイルしても動くけど、そういうものなのかな?
参考リンク
 FPC-USB-HID USB HID library for FPC