2018/11/23

rmx 電波式リモコン #4

 ブログに載せてないが、既に2個失敗した後の、3度目の正直。大苦戦の末、ようやく電波式リモコンが完成した。そもそも、このリモコン自体、手のひらサイズで、電池部以外は薄くなっていて改造には向いていない。このリモコンは、コンパクトさと、ボタン配列が気に入って、大量に買ってあったので意地でも使わざるをえなかった。


 ATmega は、薄くするため、開きにして使った。スペースの都合上、ケーブルで取り回す必要があって悲惨なことになっている。もし、薄型のバッテリーが探せれば、上にもってきて、ATmega は下側にまとめられて、ケーブルは、ごっそり無くせるはず。

 手前の黒い熱収縮チューブで包んでいるのが、2.4GHz RFモジュール SE8R01 のDIP版。もっとも、ピンを抜いて直接ハンダ付けしてある。一般的な nRF24L01+ モジュールを使うには、プログラムを修正するのが面倒だし、半額なのに普通に動くし。

 追加した 6ピンは、ICSP端子。プログラムの書き換えと、充電に使う。スライドスイッチは、オフ → オン① → オン② と切り替わる。スイッチを一つだけに減らしたので、2機種のリモコンになった。左端は、2色LED。ボタンを押すたびにそれぞれの色で光る。

 リモコンファームウェアの書き換えは、こんな感じ。ISP の10ピンに変換コネクタ経由で接続する。完成してしまえば、PCに?ぐ必要はない。

 充電インジケータは、先端の赤外線LEDを外した所に。充電中、充電完了の2色で表示される。

 MicroUSB ケーブルから充電できるように変換コネクタつくった。

 かなり無茶して詰め込んだので、壊れても修理とか難しい。ボタンの劣化だけなら、リモコン基板の交換で済むが、それ以外は無理。予備用に、もう1個は作っておかないとな。


追記 2018-12-16
 時々、不安定になるのでコンデンサを追加してみた。ファームの書き換え頻度は高くないので、ICSP端子よりも、USBマイクロの充電端子と、電池蓋の中に通信用のピンを用意しておくほうがスマートだな。発信時のLED点灯も不要、次回製作時は省こう。
※ 技適マーク無しの無線デバイスの実験は、日本国外で行いましょう。

2018/11/15

テガキタスノートのペンの替え芯に困る


 紙に書いたものを、後でPC側に転送できる入力デバイス。ボールペンもどきなので、圧倒的に書きやすいのがポイント。ワコムのタブレットとか、ぺんてるのデジタルペンとか、この手の入力デバイスは大好き。

 久々に使おうとしたら、インクが切れていた。メーカーのHPには、「インク切れの場合も、市販のインク替え芯に交換できるので安心です 」とあるので、メーカーの直販ではなく(数十グラムの替え芯に送料450円は払えない)、他から調達した。

 が、全く使えなかった。もう、このデバイス自体使っている人もいないかもしれないが、情報として残しておく。メーカーの対応表は、正しくない。表の通り、プラチナ万年筆の bsp-100s は使えない。だが、パーカーの リフィール ミニ ブラック F というのもダメだった。逆さに差し込むと、プラチナもパーカーも認識自体はするので、ペン先側の金属素材が違うとかいう理由か?

 今更、買い直すのも腹立たしいので、ペン側を短く改造して使えるようにした。7,8ミリほど芯が飛び出る形にはなったが、パーカーの替え芯は使えるようになった。作業中、余計な細線を切ってしまってオシャカになりかけたが、なんとか復旧できた。まぁ、いつ使えなくなっても不思議じゃない。壊れたら諦めよう。ペン付きのタブレットPCでも探すかな。