2012/11/16

イタ車2号

 痛車ではなく、イタリア車。車っていっても、スクーターの話。

 ジレラのランナーが壊れた後、買うバイクが見つからず、原付にのっていたが、さすがにつらい。欲しいのは、白ナンバーのコンパクトスクーター。このジャンルの国産で欲しいのは皆無。もう、ギア付の普通のバイクでもいいかとアレコレ探してみるが、こちらも今ひとつ。で、このタイミングで、ピアジオ・ジャパンが、なぜかヤル気になっているのを発見。オプションの値段なんか、笑えるほど値下げしてる。

 ランナーでの対応で、イタ車(N川扱い)は二度と買うまいと誓っていたはずだったが、もう一度騙されてみるかと、ちっこくて、かわいいベスパ号を買った。白のLX150ie、一つ前のモデル。普段使いするには、80Kも出れば用が足りるから、よりコンパクトな150で十分なはず。物足りなければ、250に乗り換えるってことで。

 契約して10日で納車、さっそく近所の大山→日向と田舎道を走ってみたが、出足の遅さが少々気になるくらいで、片持ちサスのハンドリングも問題ない。60Kぐらいで流す分には実に機嫌よく走る。さほど大きさの変わらない原付2種よりも、モノコックボディが効いているのか、走行中の安定感は上のような気がする。

 VESPA 200GT や 250GTS より一回り小さく、国産250よりは二回り小さい。腰が悪くてちからが入らない僕や、女の子でも楽に扱える大きさや重さとしては、この辺が限度。乗るだけなら重いのも大きいのも平気だけど、取り回しを考えるとね。シートは、ちょっと高目。ランナーのバレリーナ状態に慣れてるから、これは全く問題無し。むしろ、乗ってる時の目線が高いのは利点。

 8台目のバイクにして初のインジェクション車。イタ車2台目としての教訓は、サブのバイクを用意しておく、ロードサービスのしっかりした保険に入っておく、雨の日は乗らない、の3点。

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