2016/05/22

Casio FX-702P


 片付けしてたら、懐かしいのが出て来た。中学1年の時、確か3万円だった。何年も我慢強く貯めた小遣いを、そんなものに使うなんてと、家族は呆れていた。頭がオカシイと思ったに違いない。

 当時、マイコンブームのはしりで、8ビットコンピュータが色々と出始めていたころだったが、さすがに、子供が買えるような金額ではなく、頑張って買えたのが、ポケットコンピュータである FX-702P だった。

 関数電卓にプログラム機能がついたもので、簡易ではあるが、BASIC言語で記述できるのが、ポケコンたる所以。当時のマイコンは、BASIC が標準で ROM に乗っていたものが多かったので、これは、しょぼいながらも、まさしくコンピュータだった。

 高校の時には、機械語の使えるシャープのポケコンに乗り換えたので、使わなくなってしまったが、僕のプログラム技術の基になっているのは、間違いなく、この最初のコンピュータで覚えた BASIC。言語が変わろうが、結局、プログラムの基本的な考えは大して変わるものでもない。

 ボタン電池を入れたら、普通に起動した。凄いな、さすが、カシオ。一流メーカの製品は違う。ちなみに、シャープのボケコンは、とっくに死亡済み(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿