![Casio FX-702P](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgxjfndYJX0WZJgCz5ykNobHN6W6j3AxPjU8cauMTH4OtZMpiXLPwd3AacvoNsadjwd5_Gwr3o6EbML9Py9O9DCt3Nlvrw0yA5hrdi4ojwlBg_DSmvrPpXx7TRP7R6eARfvpT8DTo3VHV3sCMAFvMV5MQnrFsSreU2Z5wWsdM3qQ6g3-T2EqdT28KqrPO0/s1600/fx-702p.jpg)
片付けしてたら、懐かしいのが出て来た。中学1年の時、確か3万円だった。何年も我慢強く貯めた小遣いを、そんなものに使うなんてと、家族は呆れていた。頭がオカシイと思ったに違いない。
当時、マイコンブームのはしりで、8ビットコンピュータが色々と出始めていたころだったが、さすがに、子供が買えるような金額ではなく、頑張って買えたのが、ポケットコンピュータである FX-702P だった。
関数電卓にプログラム機能がついたもので、簡易ではあるが、BASIC言語で記述できるのが、ポケコンたる所以。当時のマイコンは、BASIC が標準で ROM に乗っていたものが多かったので、これは、しょぼいながらも、まさしくコンピュータだった。
高校の時には、機械語の使えるシャープのポケコンに乗り換えたので、使わなくなってしまったが、僕のプログラム技術の基になっているのは、間違いなく、この最初のコンピュータで覚えた BASIC。言語が変わろうが、結局、プログラムの基本的な考えは大して変わるものでもない。
ボタン電池を入れたら、普通に起動した。凄いな、さすが、カシオ。一流メーカの製品は違う。ちなみに、シャープのボケコンは、とっくに死亡済み(笑)。
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