2013/07/21

Apple Extended Keyboard II 改 3号機 #4


 キーボードの話で、アルプスと言ったら、アルプス電気のスイッチが使われたキーボードの事。OEM元として、アルプス電気は沢山のキーボードを作っているが、コストの掛かるメカニカルなキーボードは無くなってしまった。日進月歩なコンピュータの世界で、昔のほうが良かったってのも変な話だが、今やマトモなキーボードより、PC本体の方が安く作れそうな時代なんだから仕方ない。

 そんな、古きよき時代の産物のアルプス・スイッチは、分解して、調整や、メンテナンスが可能で、今でも十分使用できる。今回は、古い謎キーボードから取り外した緑軸とアッパ・ハウジングを移植する。オリジナルの消音仕様も悪くは無いが、やはり初期の上品なタッチには負ける。タクタイル無しの、リニアが好み。底打ちの音だけ聞こえるのが僕の理想。
参考リンク
 スイッチ・キートップガイド構造 緑軸などのリニア・タイプは、接点と反対側の板バネ(感触用)が無い。


 キーボードオタクにも宗派があって、
・東プレ 静電容量派(高品質)
・チェリー メカニカル派(種類豊富)
IBM バックリングスプリング派(ビンテージものなら価値あり)
アルプス メカニカル派(とっくの昔に生産中止)
 メジャーなのはこんなところ。

 造りがどうのというよりも、結局の所、見た目とキータッチ。キーの配置と、打ち心地が気に入ったものを選べばいい。アルプスや IBM にこだわっているのは、思い出補正された懐古主義のオッサン達。「私のユビが覚えてる!」、ってやつ。ちなみに、アルプス・スイッチのキーボードが新発売されることもあるが、大嘘だから騙されないように。十中八九、アルプス“風” の偽スイッチ。本物でも、後期の接点を簡略化した黒軸とかは、ダメダメだし、多くの偽スイッチは、論外。だからこそ、未だに古いキーボードがオークションなんかで取り引きされているわけね。

 1000円で新品のキーボードが買えるのに、何その汚いの!、馬鹿じゃないの!、と一般人には全く理解されない(笑)。

 僕もその変態・アルプス信者。緑軸サイコー!!!!!!!、ヒャッホー!!!!!

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